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尾張津島天王祭 その2




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幽玄な宵祭。

そして明けて次の朝は、がらりと飾り付けも一変した六艘の車楽船(だんじりふね)が
松の影から見え隠れ。
御旅所をめざし古楽を奏でながら勇壮に漕ぎ進みます。





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その有様は王朝絵巻を見るような華やかさをたたえ
神輿還御の祭へとうつります。



神楽はそれぞれの車楽の稚児の供奉のもとに神社御本殿に還御されます。
続き拝殿では稚児による神前楽を奉納。
杯事が終わりますと車楽は帰路につき朝祭の終焉となります。




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五百年という長い長い時を超えて
今もその祭が息づく津島の町。


街への憧れがいっぱいで東京ですごした時代もありましたが
昔の風情が残る故郷・津島の町に
日々深く魅かれてゆく自分がいます。




次回は駅まち散歩・津島駅周辺をお届けします。





参照:尾張津島天王祭

写真:藤原更(compact camera series:「日々の泡」より)
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by kisekiso | 2010-08-14 15:26 | 尾張津島

尾張津島天王祭 その1

夏の始まり 古い町並みに どこからともなく流れる笛と太鼓。

津島笛のなんともいえないその音色は
尾張津島天王祭の豪壮な雰囲気に幽玄さを讃え流れます。



お祭りも終わり、静かになった津島の町。

今日は故郷の誇るべきお祭りについて
少しふれさせていただければと思います。



天王祭の由来
天王祭は津島神社(1460余年の伝統のある牛頭天王の総本社)の祭礼として500年以上続いています。その起源は南北朝時代に津島に逃れてきた良王親王を守る津島武士が、北朝方の武士を船遊びに誘い討ち取ったことに由る行事とか、
津島神社の神事をもとにしたものと言われていますが明らかではありません。


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永禄3年(1560年)桶狭間の戦いの2年前、津島の町を愛したといわれる織田信長は夫人同伴で現在の御旅所付近にかけられていた天王橋から朝祭りを見物をしました。

昭和55年1月に国重要無形民族文化財に指定され
日本三大川祭のひとつでもあります。


太鼓の鳴り響く中、舟の真柱に月を表す12個の提灯を五艘の舟が競い合ってあげ(如意点火・提灯点火)、その後月を表す365個の提灯を1つ1つ手作業にて灯してゆきます。


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旧津島五ヶ村から五艘のまきわら船が御旅所にむけて
ゆっくりゆっくりと時を超えるかのように水の上を渡ってゆきます。



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参考:津島市「尾張津島天王祭」
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by kisekiso | 2010-08-07 17:54 | 尾張津島