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津島散策

昨日はあいにくの雨でしたが、工学博士瀬口哲夫先生とINAXギャラリーさん募集の20名の皆様が津島散策へおみえになりました。

少しだけ歴史のお話を。機石荘のあるこの津島の町は、鎌倉時代から湊を中心に発達しました。織田信長の父・信秀は津島のすぐ近郊「勝幡」に城を構え、信長の姉を津島豪族へ嫁がせ友好を結び、信長飛躍の原動力は津島湊の経済力と指摘する歴史学者もいますように、信長にとって津島は「台所」のような存在だったようで、夏に行われる天王祭りを見物したり、風流踊りを舞ったりして楽しんだ、という記録が残っています。 
 江戸時代にはいっても津島牛頭天王社へ参詣する旅人でも賑わい、江戸時代は町衆の豊かさを背景に町民文化が花咲きました。さらに「お茶の文化」が発展し、津島市内にもお茶室や庭園といった名残が残されています。(抜粋:INAXギャラリー津島散策ガイド:天王文化塾作成より http://www.tsushima-cci.or.jp/mati/wakuwakuweb/history.html) 
現在でも津島でどなたかのお家を訪ねると、お煎茶ではなくお抹茶がまず振舞われることが多々あります。

市内にある津島神社、宝泉寺・成信坊などいくつかのお寺、円空の千体地蔵堂、重要文化財堀田家住宅などをまわられ最後は茶室水鶏庵へ。

室町江戸のにぎやかさは今の津島にはありませんが、今でも天王川公園周辺の古い町並に夜足をふみいれると、その静けさと曲がりくねった細い路(戦の際矢が真っ直ぐ飛ぶのを防いだそうです)に立ち並ぶ家々の風情から、まるで時代を飛び越えたような感覚さえ覚えます。少しずつ歴史ある建物が壊され、味のある町並みが歯抜けのようになってゆくのが残念でなりません。

藤祭りの次は待ちに待った川祭り。津島衆の心がソワソワと踊りはじめる季節の到来です。
日本三大川祭りの1つ、尾張津島天王祭りは7月第四土曜日(宵祭り)日曜日(朝祭り)開催されます。

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茶室水鶏庵
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by kisekiso | 2008-05-11 17:47 | 尾張津島

緑の1日

きのうは端午の節句、機石荘はお休み。夜はしょうぶ湯でゆっくり。
菖蒲の葉の鮮やかな緑をながめながら、朝のお茶の御稽古をふと思いだしました。

5月にもかかわらず陽射しはまるで夏のよう。お稽古は爪紅糸巻二重棚(つまぐれにじゅうだな)、そして織部の水差しと茶碗をつかって。暗い茶室には小さな窓からみえる木々の緑が光とともに室内にあふれ、青緑の棚の紅の縁取りのコントラスト、織部の中に沈みこむ濃茶の深い緑は空間にひろがる様々な色や音そして時間までもとり込んでしまったかのようでした。

あらためて静かな時間の大切さを実感したお休みとなりました。
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by kisekiso | 2008-05-06 14:45 | お茶

新たなおつきあい・そして新茶!

ゴールデンウィークも終盤にはいりました。お休み疲れ、でていませんか?ミヤワキマコト展も無事終了、昨夜搬出がおわり18世紀の木馬も帰ってゆきました。ミヤワキ君の展覧会はいつも時間をトリップしてしまうような感覚があるので、日常にまたもどったようで少し寂しくもあります。。。。どんな展覧会も終わってしまうと寂しいのよね。

と、センチメンタルになっていられません。機石荘は6月まで企画展はおやすみ。残り5月は常設展となりますが、新しいおつきあいの作家さんたちの作品が少しずつですがおめみえします。焼き〆のポットがルゥールで美しいと大好評だった竹内真吾さん、そして安南手の藤田佳三さん。
そのほか機石荘でいつでも人気の濱中史朗さんの茶器がならびます。

また5月中旬からはやっとフリュイヴェール・そしてお待ちかね2008年ダージリンファーストフラッシュが入荷いたします!スタッフは茶葉検査に追われる日々が続きます。。。お茶とお茶器をたずねてぜひいらしてくださいね。
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藤田佳三さんの安南手・小湯呑(¥2500)急須(¥14000)
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by kisekiso | 2008-05-04 14:03 | うつわ